玉井 伸美たまい のぶみ
対応エリア:
愛媛,高知
最近では「山ガール」という言葉が飛び交うほど、登山に興味を持つ女性や、そのファッションを楽しむ女性が増えてきました。
ただ、玉井さんのような女性の山岳ガイドと言われると、その数は意外なほどに少ないのが現状です。玉井さんも、元来はインドア派だったようで「山登りなんて、汗かくし辛そうだし・・・」と思っていたのだとか。そんな玉井さんが登山の魅力に取りつかれたのは、ご自身が大きな怪我をしたことがきっかけでした。
30代前半の頃、玉井さんは愛犬の散歩中に野犬に襲われ、山で転落し、左足2か所を骨折。左手足に麻痺が残るほどの大怪我をします。
その時の主治医に、リハビリも兼ねて登山を勧められたのだそうです。それでもなかなか乗り気にはなれなかった玉井さん。たまたま母親が趣味で山登りをしていたこともあり、初めは一度限りのつもりで山についていきました。
初めて登ったのは、登山口から1時間半も歩けば山頂にたどり着くことができる標高1,270m程の山、皿ヶ嶺(さらがみね)。その山頂で、登山の魅力に一気に心を奪われてしまったそうです。
「山頂からの景色を眺めながら食べた何の変哲もないコンビニ弁当が、最高に美味しかったことを今でもはっきり覚えています」と教えてくれました。
それからの玉井さんは、山に向かって一直線。友人と一緒に山岳ツアーに参加する日々を送りながら、本格的に山の仕事をするために六甲山までガイドの修行に出かけたりと、その行動力は聞いているだけでも「ほぉー」っと感嘆するほどです。驚きなのは、皿ヶ嶺に登頂してから約半年で、怪我も完治してしまったのだとか。
「あれほど興味のなかった登山が、私の人生を大きく変えてくれたし、たくさんの出会いを生んでくれたんです。本当に不思議なものですね」と。
今では山だけでなく川や海といった水上にまで、ガイドとして活躍の場を広げています。カヤックで瀬戸内海を渡ったり、仁淀川でカヌースクールのガイドをしたりと、玉井さんの好奇心と行動力は無限大です。
大自然を舞台に、様々な経験をしている玉井さんだから分かること。それは、時に牙をむく自然の厳しさも然りです。
「自然は美しいけれど、厳しい時もあります。お客様が一緒の時、ガイドは命がけです。お客様と自分の命を守らなくてはいけない。そのためにはまだまだ学びたいことがいっぱいです」
自然の厳しさと向き合いながら、思う存分遊ぶ。玉井さんと一緒なら、そんなダイナミックな経験ができることでしょう。
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